今年も稲刈りの季節がやってきた。
9月25日(月)
親の休みと合わず私だけ祖母宅に始発の列車で向かう。1時間ほどかけて最寄り駅に着くと、叔父と祖母が迎えに来てくれていた。そのまま車で田んぼへ直行
いくつかは刈り取りが終わっていたがまだまだ残っている
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暇なときにぽつぽつと
今年も稲刈りの季節がやってきた。
去年に引き続き、今年も稲刈りをしてきた!!
2016年の9月は異常ともいうべき長雨で稲の生育が遅れ、さらに10月に入ってからも台風の接近と秋雨により刈入れ時期が遅れに遅れた。
祖母宅の稲刈りは、刈った後に天日乾燥をするので稲刈り後4日ほど晴天が続くことが条件。また竹で組んだ干し台で乾かす必要があるため強風で倒れる恐れがある。よって台風の進路も考慮して稲刈り時期を決めなければならない。
しかし逆に稲刈り時期が遅れすぎるとコメが割れてしまうそうで、祖母は今年相当に稲刈り時期に気をもんだそうだ。
稲刈り機は無限軌道(履帯、いわゆるキャタピラ)ではなくタイヤなため、田がぬかるんでいるとタイヤが空転して全く進まない。比較的地面が乾いてそうなところから機械で刈り取っていくが、部分的にぬかるんでいるところもあり人力で押してやらないと機械が進まない。
上流側にある耕作放棄地をイノシシが掘り返し、本来の水の流れが変わってしまっていたり、水が溜まっていたりして、予想外のところから水が流れ込んでいるそうだ。雨がやんで数日たっていてもなかなか水が切れないと言っていた。
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去年と違いあいにくと今年は雨。海もまったく見えません
数日前から植え付けをしていたようで到着時点ではすでに機械での植え付けは終了していた。ただ、田植え機がうまく植え付けできなかった株や一株あたりの苗本数が少なかった株があるので、それを目視チェックしながら植え直していく。これがかなりの重労働
1度バランスを崩して尻餅をついてしまった。下着までびしょびしょ。1回ミスしてもいいように着替えを2着用意していたので問題なし。
去年素足で作業して大変だったので今年は購入してみた。
履いて作業した感じ
一方デメリットとしては
あとは気になるのが寿命
材質は裏生地がポリエステル、表ゴムが天然ゴムと表記されています。
天然ゴムは一般的に耐候性が無いので、日光、オゾン、熱などで劣化するらしい
「折れ曲がったりしないように形を維持したまま立てて冷暗所に密封して保存」するのが良さそうなので、くしゃくしゃにした新聞紙を足の太さほどの筒状にまとめて差し込み、さらに新聞紙で靴自体を包んでポリ袋に入れ押し入れに保存することに。
新聞のインク成分が悪影響を及ぼさないか心配だがちゃんと保管して何シーズンかは使っていこうと思う。
自分にとっては生家であり、亡くなった父方の祖父が住んでいた空き家がある。
崖の上に建っており、日あたり風通し眺めが良く、年に数度家の様子を見に行くたびにのんびりと滞在している。
その家の庭に次郎柿の木がある。物心ついたころにはすでに立派な木だったため、最低でも樹齢40年はありそうだ。
一昨年、祖父がもう樹を管理できない状態だったため業者に頼んで大きく枝を伐採した。
翌年はもちろん実が付かなかったが、今年はお盆の時点で盛大に実が付いており落ちる前に収穫をしないといけないなと思っていたのである。
崖に近いところに植わっているため、葉っぱや落ちた実が多少なりとも下に落ちてしまう。
崖下には道を挟んで、少々うるさいと知られた お宅があり、落ち葉などで迷惑をかけると くっそ面倒なうえ、隣の優しいおばあちゃんにも迷惑がかかると いけないので、収穫と落ち葉の掃除をしに行った。
柿は実が多くなりすぎた場合に自然と実が落ちる「生理落下」というものがある、ただ時期としては梅雨時と聞いていたので、前回確認したお盆時期にはすでに終わっているはず、病害虫なら周囲に実が落ちているはずだがそれも無し。
あれーー?と思っていると、隣家のおばあさんが居られたので挨拶。
「今朝、姪御さん(祖父の姪)が来られて収穫していったよ」
なんだってー。
祖父の件で非常にお世話になった叔母さんが柿が好きと言っていたので、「いつでも採っていってください」と、祖父の葬儀の時にそんな話をしたのだが、まさか俺が収穫しに来たその日の午前中に来ていたとは。
出かける前に「いっぱい柿採って帰るよー」と言っていたのでちょっとガッカリしてしまったが、採っていいと伝えてあったのだからしょうがない。
残った実のうち色づきのいいものを数個選らんで仏壇に供えつつ、落ち葉掃除や遺品の整理をしながら過ごした。
せっかく岡恒の剪定ばさみ買ったのになー! 冬に枝の剪定するまでお預けだっ
シルバーウィーク期間と翌週の日曜日にかけて、以前田植えした田舎の稲刈りをしてきた。
最近ではコンバインを使って刈り取りと同時に脱穀をして乾燥させるのが主流だが、祖母宅は昔ながらの天日干し。
コンバインだと2,3日で乾燥まで終わってしまうが、はぜ掛けだと脱穀まで最低でも1週間はかかってしまう。
「はぜ」 一般的には稲木というらしいが、刈って束ねた稲を乾燥させるためのもの。細めの竹を3本使い三脚にして並べたものに、長い竹を渡らせてそこに稲を掛ける。
はぜ掛けでの天日干しは良い点が多いが、なにせ手間がかかる。
一条刈りのバインダーで刈っていき、刈り終わると竹を組んではぜを作り、稲束を拾っては掛け、拾っては掛け、
何百回もスクワットをしているようなもので、ひざと腰と腕の疲労がすごい。
また、無農薬らしく大中様々な動物がわんさか。今年生まれたっぽい2cmぐらいのイモリや、コガネグモ系のクモやカメムシやバッタ、キリギリスっぽいもの、、、さらに飛んでいる羽虫をとらえに来たトンボも大量に寄ってくる。
ムシが苦手な人には無理な感じ。
まったく稲刈り風景の写真がないのは、がっつり体動かしてて休憩中に写真を撮る気力などなかったのだ。