スーパーカブC50ST パンクしたのでチューブとタイヤ交換

帰宅した家族から「パンクしてるよ!」との声が。
見てみるとパンク防止剤がだだ漏れ。

潰れたタイヤから黒緑の液体が漏れ出ている
潰れたタイヤから黒緑の液体が漏れ出ている

その日は19kmほど運転していたのですが、道中全く違和感を感じず。タイヤをチェックしてみると50mmほどのスリムビスが!!

石かな?
石かな?
50mmほどのスリムビス!
50mmほどのスリムビス!

C50STを中古購入してから初めてのパンクです。パンク防止剤は自分で注入していたわけではなく、TUFFUP(タフアップ)チューブによるもの。タフアップチューブは1996年12月17日以降のスーパーカブに標準搭載され、2016年ごろに生産終了したようです。私のカブは中古で購入した1996年生産のC50STで、タフアップチューブが標準搭載されだしたC50Vの1個前のモデルです。ということで1度パンクしてタフアップチューブに交換されていたようだ。

さてこのタフアップチューブ。現在では販売してないのは前述したとおり。普通のチューブ同様にパッチを使って補修できなくもないようですが、パンク防止剤を綺麗に取り除かないとゴム接着剤がしっかりくっつかないとかで、基本的にパッチ修理せずチューブ交換するのがセオリーのようだ。今回はチューブ交換することとし、どうせリアホイール外すならと、すり減っていたタイヤも交換することにしました。

チューブとリムバンドはパンクに備えてあらかじめ購入していたものがあったのですが、タイヤとタイヤレバーを持っていなかったので通販で発注。

リアホイールの取り外しやタイヤの組付けはYoutubeに分かりやすい動画がいっぱいあるのでそちらを参考にさせていただきました。

#04「簡単リヤタイヤ脱着編」スーパーカブAA01整備解説付き、Honda Super Cub – YouTube

#07「5分で簡単タイヤ交換」スーパーカブAA01整備解説付き、Honda Super Cub – YouTube


ホイールからタイヤとチューブを取り外したところ、ちぎれたリムバンドを布テープでつないである。

リムバンドがバルブ穴付近でちぎれたらしく、布テープで補修してあった
リムバンドがバルブ穴付近でちぎれたらしく、布テープで補修してあった

リムバンドはホイールやスポーク裏とチューブが接触して擦れたりしないように間に挟むものなので、ちぎれていても問題ないわけですが…。もちろん新品交換します。

ホイールの全周にわたって付着したパンク防止剤をふき取りつつ、錆も気になるのでスチールウールとCRC556で磨く。リアブレーキドラムもこの機会にきっちり清掃し、カムにグリスアップ。ブレーキシューの残量はまだまだありそうなので交換はまたの機会に。

タイヤが組みあがりました。新旧比較
タイヤが組みあがりました。新旧比較

タイヤはダンロップのD107 2.25-17 33Lにしました。履き替える前はIRCの2.25-17 NR6っぽいのが付いてました。後日試走した感じはIRCより柔らかい感触。前のタイヤが古くて硬化してたからかもしれませんが。ちなみにあらかじめ購入していたチューブがダンロップ 134047、リムバンドがダンロップ 151535と偶然にもリアホイールゴム製品がダンロップで統一されました。ゲームならセット装備効果が発動するところですが、このカブにも耐久性向上とか付かないものでしょうか……。

試走もOK
試走もOK

タイヤも組み終わり、ブレーキ調整やチェーンの張り調整した後に試走して完了となりました。

スーパーカブC50STの燃料漏れ コック交換

燃料コック付近が湿っていた
ホース継ぎ目からの漏れかと思い針金で縛ってみるの図

2020年5月に中古で購入した1996年製スーパーカブ50 スタンダード C50STなんですが、最近どうも燃料コックが汚れていたりガソリン臭かったり、どうやら燃料が漏れている様子。

フューエルホースは経年変化で硬化しており燃料コック接続部から漏れているようにも見えた。とりあえず手元にあった針金でかなり強固に縛って様子を見ることに。

翌日、ホースは乾いており接続部からの漏れは止まったようだ。しかし燃料コック底面を触ると湿っている感触。OFF側にしていたコックのレバーには今にも滴り落ちそうな液体が!
ホース接続部からの漏れだとしても燃料コックレバーからしずくが落ちるとは思えないので、燃料コックからも漏れているようだ。調べると内部パッキン摩耗の疑い。パッキンだけ交換できるようにはなってないのでコックごと交換しないとダメ。パーツリストを確認してみるがキャブレターのフロート室より下のASSYはあるがコック単体では純正品番が載っていない。
16015-GT0-013 CHAMBER SET, FLOAT [Amazon] うーん、送料込みで7000円超えるのはちょっと…。
後継型番と思われる 16015-GAC-010 CHAMBER SET, FLOAT [Amazon] も同様の値段。

ネットで検索してみると、CT110用の燃料コックは単体でパーツナンバーが設定されておりC50STとも適合するとの情報。困ったときのみんカラ様であります。
16951-459-920 [Amazon] 私が購入しようとしたタイミングでは(このエントリー執筆時も)Amazonにはなぜか社外品しかなかったため、モノタロウでホンダ純正品を購入 (5%OFFの日で税込1558円)

燃料コック交換のためにはホースを抜かないといけないが、ホースプラグなど持ってないので一旦ガソリンを全て抜くことにする。携行缶も持ってないのでPETボトルへ。一時的な利用なら大丈夫らしい。
燃料コックをリザーブ(RES)側にし、キャブレターのドレンネジ?を緩めてオーバーフローチューブ経由でタンクのガソリンを抜く。

コック交換作業のために給油を我慢していたのでガソリン残量はわずか

燃料コックからホースがなかなか抜けなかったので、ホースをつけたまま燃料コックごと上下のプラスネジを回してキャブレターから取り外す。燃料コックOリングには破れや潰れなどの変形は見られず。ということはやはり燃料コック内部の問題のようだ。

フューエルストレーナーも確認してみる。燃料コックがあったところのすぐ奥にあるので17㎜のソケットでカップを開封。なんか錆らしきものが大量にあるぞ。

指でつぶすと粉になる感じの錆らしきもの

タンク内は給油口から見る限りでは錆もなく綺麗。スネークカメラが無いので確認できないが、天板の裏側が錆びている可能性もあるのだろうか? しかし今まで1度もタンク内に異物を見たことはない。よくよく考えるとこのカブは中古購入時の段階で純正のキャブレターPB77ではなく、同時期のリトルカブ用キャブレターとして採用されていたPB3Bが取り付けられている。

憶測ではあるがこういう説を考えてみる。元のC50STのキャブレターが何らかの原因で使用できず、リトルカブのキャブレターを移植。ただしそのリトルカブはタンク内のサビが酷く、ストレーナーキャップの清掃も不完全だった……。

ストレーナーの清掃も終わりカップを戻そうとしたがカップに付いていたパッキンが潰れて変形している。再使用は出来そうにないので、取り外した燃料コックのOリングが同サイズで状態も良かったので流用。今後漏れたら考えよう。実測だと外径23.4mm、内径18.4mm。ということは厚みは2.5㎜? これ単体で部品も出そうだが純正品番を調べきれず。パーツリストにはガスケットセットとして「16010-GB4-013」と記載されていますが、現行の品番だと16010-141-305 [Amazon] の模様。このセットはフロートチャンバーのガスケットも入っているので、燃料コックのガスケットだけでいいということならフューエルストレーナーカップ用のガスケット「16040-KEV-900」が使えるかもしれません。(未購入)
まぁ耐ガソリンでサイズが合いそうなOリングぐらいホームセンターでも入手そうですが。

左:新しい燃料コック  右:取り外した燃料コック

購入した燃料コックには取り付けネジ2本とOリング1個付いています。前面プレートの形や内部構造が若干違うものの、取り付けネジ間隔やフューエルホース接続部などは同一です。

取付完了

燃料ホースが緩い(内径が広がってしまっている)ので末端20㎜ぐらい切断して接続。ホース接続時に注意する点としてプライマリとリザーブのホースを逆につけないように! コック上部側にリザーブ、下側にプライマリのホースを接続。

数日様子を見てみましたが、燃料コックレバーが濡れるようなことはなくなりました。ただ若干フューエルホース接続部が湿っているような…?とりあえず再度針金で縛ってみると接続部からの漏れも収まりました。やはりホースも新しいものに変えるべきでしたな。あと画像でもわかるように燃料コックすぐ上のフロートチャンバーの合わせ面が錆びたように赤くなっていますが、これどうやら合わせ面からガソリンが漏れてる証拠らしい。ガスケットセット買って交換しないとダメだな!

おまけ 燃料コックを分解して内部を確認

分解して内部の状況を確認してみましょう。前面プレートはネジではなくカシメられているのでドリルで揉んでやって頭の部分を飛ばします。前面プレートを外すと皿バネというかウェーブスプリング的なものが。

コックレバーの内側には穴の開いたパッキンがあり、レバーを動かすとガソリンの流路が変わってプライマリ、OFF、リザーブを切り替えてるわけですな。そしてそのパッキンが欠けたように荒れている。ガソリンに混入した錆がレバー部分に詰まり、レバー操作時にパッキンを削ってしまったのでしょうか。あとパッキン自体が硬化し痩せているようにも見えます。

ネット上ではパッキンを交換しタップでネジ溝を刻み、ネジで固定してコックを修理している人もいました。

スーパーカブ90 こうするべきじゃね~の。。。フューエルコック(改) by 昭和のくるま – みんカラ

スゴイ。私はタップも持ってないし内部パッキンの純正品番がわからないので燃料コックごと交換したのでした。この硬化して縮んだ内部パッキンを計測してみたところ、外径約16㎜、厚さ2.5㎜、穴径3㎜~3.5㎜でした。参考にどうぞ

スーパーカブ C50STを購入

どうもお久しぶりです。元気じゃないけど元気です。

かなり前になりますが、2020年5月に中古で原付バイクを購入したんですよ。コロナ禍でバスに乗るのも嫌だし、国から10万円給付金が出たんでね。

購入したのはHONDA スーパーカブ50スタンダード。モデル名はC50STなので1995年式の1996年製造です。購入時点で10328km。自賠責抜きで10万弱ぐらいだったような。カブは古くてもお高いですね。

本当はキャブレター方式の最終型となった2007年あたりのC50S5やC50S7が欲しくて半年ぐらい探していたんですが、県内では見つけられず。「もうこれ以上は待てない」ということで中古バイク店の店頭在庫から走行距離が短くて外見の程度が良さそうなのを購入しました。だがカブは1999年式から排ガス規制で0.5馬力下がっているので、坂道利用が多いことを考えると1995年式を買ったのは後から考えると良い選択だったと思います。

中古なのでオリジナルな状態ではなくいろいろ手が加えられてまして、カブのフォルムを決定づけているレッグシールドが無く、代わりにカブラのレッグシールドが付いてます。
キャブレターも出荷時はPB77が搭載されているはず (1995年時の主要諸元1996年時の主要諸元)なんですが、PB3Bが載っていました。パーツリストでもキャブレターASSY型番が16100-GBJ-010となっており、ネット検索するとPB77CBが出てきます。1997年に初登場したリトルカブがPB3Bらしいので(1997年時の主要諸元)、バイク店が修理時にリトルカブのを流用したんでしょうか。
実際に走ってみるとアクセル開度50%あたりで回転が落ちるというか、馬力が落ちるというか、失火しているような症状が。PB77とPB3Bの径や流量など詳細なスペックがネット上で探し出せず、このままで使ってもいいのか悩みましたが、キャブレターのニードルクリップを1段濃い位置に変更したら快調になったのでまぁいいか。と買ったバイク店にもっていかず乗りつづけてます。

三速セル無しですが燃費は実走行で55km/Lぐらい。運転手が80㎏近くあるんでこんなもんでしょう。のんびり田舎道を走るなら三速で十分ですな。あとリアキャリアにアイリスオーヤマの鍵付きRVBOX取り付けました。Amazonで購入時1,878円でしたが今は在庫切れ? シリーズ違いですが同形状でブラックのMHB-460もあります

今後の予定としては、
・冬寒いのでやっぱ普通のレッグシールドつけたい
・USB電源(5V2A)を取り出せるようにしたい (発電間に合うのか?→電球LED化?)
・スマホマウントとGoProマウントを取り付けたい
・ミラーが見づらいので角型ミラー+延長アダプタにしたい

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV1 を購入した

TU117かTU116か気になるお忙しいあなたはページ下部へ

メインPCには今までsapphireのRadeon HD 6450を使っていました。これはオンボードグラフィックに毛が生えたレベルの性能で、”デュアルディスプレイが出来れば3D性能なんて要らない、映ればそれでよい” という用途のもの。

軽いゲームや古いゲームなどなら普通にプレイ出来たのでビデオカードの買い替えをしないままずっと来てたのですが、ちょこっと動画編集する必要が出てきたので、エンコード時間短縮のためビデオカードを買い替えることに。

コストパフォーマンスが良いミドルレンジクラスのビデオカードというと、一昔前はGeForce GTX 750Ti、ちょっと前ならGTX 1050Tiがよく上がる選択肢。最近はGTX 1650あたりが後継候補な感じです。
価格も15000円前後なのでGTX1650をターゲットにしてどれを買うか熟考…。
そしてDVI-D接続端子があるものを…。

ところがGTX 1650には搭載コアやメモリの違いで現時点で4つものバージョンがあるようだ

TU117でGDDR5/GDDR6の両方が存在していることを踏まえると、現時点までにGTX 1650は4つのバージョンが用意されていることになる。

玄人志向、TU106コア採用のGeForce GTX 1650ビデオカード – PC Watch

元々のGeForce GTX 1650はTU117をベースとしGDDR5をVRAMに使用する製品

北森瓦版 – GDDR6とTU116-150コアを使用するGeForce GTX 1650の写真

同じ値段ならGDDR5よりはGDDR6の方が、動画編集するならTuring世代のNVEncに対応しているTU116コアの方が良い(TU117はVolta世代?)ということになるようだが、メーカー各社はコアの詳細までは公開していないことが多い。

上記PC Watchの記事を信じると、玄人志向のGF-GTX1650D6-E4GB/DF2 はTuring世代のTU106-125コアでGDDR6だが消費電力が90W
GigabyteのGV-N1656OC-4GD R2.0 はTU116-150で75W
 (ということはRev.1のGV-N1656OC-4GDはTU117-300? 未確認)

PalitのNE61650U18G1-166Fは価格コムのレビューにTU116だという報告がある

最初はGigabyteのGV-N1656OC-4GD R2.0 を購入しようかと思ってたのですが、このエントリ作成時点で税込16280円とちょっと割高。Palitもドスパラ専売なのが個人的にネックなので何日か悩むことに。

結局発売時期が一番新しいMSIのGeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV1を購入。購入時点で税込15000円でした。
TU116だという確証は購入時点で全くなかったが、この時期に新しく発売するのならTU117-300ではなくTU116-150の可能性があるんじゃないかとイチかバチかでした。

MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV1はTU116コア

早速取り付けてGPU-Zで確認してみたところTU116コアとの表示!

ROのフォントの字間が詰まった原因を探る

改元に伴い令和対応パッチ KB4495667 が5月3日にWindowsUpdate経由で降ってきた

May 3, 2019—KB4495667 (OS Build 17763.475)

2019年5月7日 追記:このパッチの自動配信は取り下げられたようだ。

米Microsoftは5月5日(現地時間、以下同)、オプションとして配布されるはずの「KB4495667」が誤って一部ユーザーに自動配信されていたことを明らかにした。すでに対策が講じられているため、ユーザー側の対処は不要だ。


「Windows 10 バージョン 1809」向けの“オプション”パッチが誤って自動配信される – 窓の杜

2019年5月16日追記:5月15日のWindowsUpdate (KB4494441)により不具合のあったフォントファイルが修正されました。現在ではこのエントリーに書かれた不具合は発生しません。

そのパッチ以降、RO(RagnarokOnline)の倉庫に収容しているアイテムの個数表示が見づらくなった。字間が1ドット詰まっているのがわかる。

KB4495667を適用する前後での違い 拡大率200%

実際の縮尺は下画像のサイズなので、最近視力の落ちてきた気がする俺にはちょっときつい。

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