(2024-09-16 タイトルや文中のモデル表記をC50STからC50Ssに変更しました。2002年以降に発売されたスーパーカブストリートのC50ST2とモデル名が紛らわしいので)
帰宅した家族から「パンクしてるよ!」との声が。
見てみるとパンク防止剤がだだ漏れ。
その日は19kmほど運転していたのですが、道中全く違和感を感じず。タイヤをチェックしてみると50mmほどのスリムビスが!!
C50Ssを中古購入してから初めてのパンクです。パンク防止剤は自分で注入していたわけではなく、TUFFUP(タフアップ)チューブによるもの。タフアップチューブは1996年12月17日以降のスーパーカブに標準搭載され、2016年ごろに生産終了したようです。私のカブは中古で購入した1996年生産のC50Ssで、タフアップチューブが標準搭載されだしたC50V C50SVの1個前のモデルです。ということで1度パンクしてタフアップチューブに交換されていたようだ。
(2024-09-16: C50SVのモデル名間違いを修正)
さてこのタフアップチューブ。現在では販売してないのは前述したとおり。普通のチューブ同様にパッチを使って補修できなくもないようですが、パンク防止剤を綺麗に取り除かないとゴム接着剤がしっかりくっつかないとかで、基本的にパッチ修理せずチューブ交換するのがセオリーのようだ。今回はチューブ交換することとし、どうせリアホイール外すならと、すり減っていたタイヤも交換することにしました。
チューブとリムバンドはパンクに備えてあらかじめ購入していたものがあったのですが、タイヤとタイヤレバーを持っていなかったので通販で発注。
リアホイールの取り外しやタイヤの組付けはYoutubeに分かりやすい動画がいっぱいあるのでそちらを参考にさせていただきました。
#04「簡単リヤタイヤ脱着編」スーパーカブAA01整備解説付き、Honda Super Cub – YouTube
#07「5分で簡単タイヤ交換」スーパーカブAA01整備解説付き、Honda Super Cub – YouTube
ホイールからタイヤとチューブを取り外したところ、ちぎれたリムバンドを布テープでつないである。
リムバンドはホイールやスポーク裏とチューブが接触して擦れたりしないように間に挟むものなので、ちぎれていても問題ないわけですが…。もちろん新品交換します。
ホイールの全周にわたって付着したパンク防止剤をふき取りつつ、錆も気になるのでスチールウールとCRC556で磨く。リアブレーキドラムもこの機会にきっちり清掃し、カムにグリスアップ。ブレーキシューの残量はまだまだありそうなので交換はまたの機会に。
タイヤはダンロップのD107 2.25-17 33Lにしました。履き替える前はIRCの2.25-17 NR6っぽいのが付いてました。後日試走した感じはIRCより柔らかい感触。前のタイヤが古くて硬化してたからかもしれませんが。ちなみにあらかじめ購入していたチューブがダンロップ 134047、リムバンドがダンロップ 151535と偶然にもリアホイールゴム製品がダンロップで統一されました。ゲームならセット装備効果が発動するところですが、このカブにも耐久性向上とか付かないものでしょうか……。
タイヤも組み終わり、ブレーキ調整やチェーンの張り調整した後に試走して完了となりました。