「 農作 」一覧

稲刈り 2017

稲刈り 2017

今年も稲刈りの季節がやってきた。

9月25日(月)

後免駅からごめんなはり線の始発に乗る

後免駅からごめんなはり線の始発に乗る


親の休みと合わず私だけ祖母宅に始発の列車で向かう。1時間ほどかけて最寄り駅に着くと、叔父と祖母が迎えに来てくれていた。そのまま車で田んぼへ直行

品種はヒノヒカリ 西日本ではメジャーな品種

品種はヒノヒカリ
西日本ではメジャーな品種


いくつかは刈り取りが終わっていたがまだまだ残っている
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稲刈り 2016

稲刈り2016去年に引き続き、今年も稲刈りをしてきた!!

2016年の9月は異常ともいうべき長雨で稲の生育が遅れ、さらに10月に入ってからも台風の接近と秋雨により刈入れ時期が遅れに遅れた。

祖母宅の稲刈りは、刈った後に天日乾燥をするので稲刈り後4日ほど晴天が続くことが条件。また竹で組んだ干し台で乾かす必要があるため強風で倒れる恐れがある。よって台風の進路も考慮して稲刈り時期を決めなければならない。
しかし逆に稲刈り時期が遅れすぎるとコメが割れてしまうそうで、祖母は今年相当に稲刈り時期に気をもんだそうだ。

稲刈り機は無限軌道(履帯、いわゆるキャタピラ)ではなくタイヤなため、田がぬかるんでいるとタイヤが空転して全く進まない。比較的地面が乾いてそうなところから機械で刈り取っていくが、部分的にぬかるんでいるところもあり人力で押してやらないと機械が進まない。

上流側にある耕作放棄地をイノシシが掘り返し、本来の水の流れが変わってしまっていたり、水が溜まっていたりして、予想外のところから水が流れ込んでいるそうだ。雨がやんで数日たっていてもなかなか水が切れないと言っていた。
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[田植え用長靴投入] 田植え 2016

あいにくの雨

あいにくの雨


今年も田植えの時期がやってきた

去年と違いあいにくと今年は雨。海もまったく見えません
数日前から植え付けをしていたようで到着時点ではすでに機械での植え付けは終了していた。ただ、田植え機がうまく植え付けできなかった株や一株あたりの苗本数が少なかった株があるので、それを目視チェックしながら植え直していく。これがかなりの重労働

作業をする婆ちゃん

作業をする婆ちゃん

1度バランスを崩して尻餅をついてしまった。下着までびしょびしょ。1回ミスしてもいいように着替えを2着用意していたので問題なし。

今年の新兵器 「軽快ソフト みのる君」

(履いてる写真をまったくとってなかったことに今気づいた)

去年素足で作業して大変だったので今年は購入してみた。
履いて作業した感じ

図のように足首を縛ると長靴が脱げにくくなる。そのためのゴム紐も付属されている

図のように足首を縛ると長靴が脱げにくくなる。そのためのゴム紐も付属されている


メリットとしては

  • 素足だと土の固さによる抵抗で足の指が反り返り、そのうち痛くなってくるのですが、田植え用長靴を履くとそれがなくなるので非常に楽
  • そのままあぜ道を歩けるので、石や棘のある草(アザミ)を踏んで泣くことがない

一方デメリットとしては

  • 泥から足を抜くときは素足よりも抜きにくく、さらに長靴が脱げそうになるので足首をゴムひもで縛る必要がある。(右図参照)
  • 素足よりも足跡が大きくなるため植えた稲を荒らさないように注意が必要


あとは気になるのが寿命
材質は裏生地がポリエステル、表ゴムが天然ゴムと表記されています。
天然ゴムは一般的に耐候性が無いので、日光、オゾン、熱などで劣化するらしい

「軽快ソフト みのる君」の使用上の注意

「軽快ソフト みのる君」の使用上の注意

「折れ曲がったりしないように形を維持したまま立てて冷暗所に密封して保存」するのが良さそうなので、くしゃくしゃにした新聞紙を足の太さほどの筒状にまとめて差し込み、さらに新聞紙で靴自体を包んでポリ袋に入れ押し入れに保存することに。
新聞のインク成分が悪影響を及ぼさないか心配だがちゃんと保管して何シーズンかは使っていこうと思う。

納屋に住み着いている野良猫

納屋に住み着いている野良猫も元気だった


中腰で前屈みな体勢のため、夕方頃になるともう腰が限界。翌日朝はベッドから起き上がれないぐらい腹筋と背筋が筋肉痛だった。今年は田植えに備えてウォーキングや峠道往復ハイキングなどで準備してたんですが、使う筋肉が違うのか全然対策になってなかった気がする。

次郎柿の収穫をするつもりだった…。

自分にとっては生家であり、亡くなった父方の祖父が住んでいた空き家がある。
崖の上に建っており、日あたり風通し眺めが良く、年に数度家の様子を見に行くたびにのんびりと滞在している。

その家の庭に次郎柿の木がある。物心ついたころにはすでに立派な木だったため、最低でも樹齢40年はありそうだ。
一昨年、祖父がもう樹を管理できない状態だったため業者に頼んで大きく枝を伐採した。
翌年はもちろん実が付かなかったが、今年はお盆の時点で盛大に実が付いており落ちる前に収穫をしないといけないなと思っていたのである。

崖に近いところに植わっているため、葉っぱや落ちた実が多少なりとも下に落ちてしまう。
崖下には道を挟んで、少々うるさいと知られた お宅があり、落ち葉などで迷惑をかけると くっそ面倒なうえ、隣の優しいおばあちゃんにも迷惑がかかると いけないので、収穫と落ち葉の掃除をしに行った。

あれ、実がほとんどなってないぞ?

次郎柿の木

まだ若干あおい柿の実しか残ってなかった

柿は実が多くなりすぎた場合に自然と実が落ちる「生理落下」というものがある、ただ時期としては梅雨時と聞いていたので、前回確認したお盆時期にはすでに終わっているはず、病害虫なら周囲に実が落ちているはずだがそれも無し。

あれーー?と思っていると、隣家のおばあさんが居られたので挨拶。
「今朝、姪御さん(祖父の姪)が来られて収穫していったよ」
なんだってー。
祖父の件で非常にお世話になった叔母さんが柿が好きと言っていたので、「いつでも採っていってください」と、祖父の葬儀の時にそんな話をしたのだが、まさか俺が収穫しに来たその日の午前中に来ていたとは。

出かける前に「いっぱい柿採って帰るよー」と言っていたのでちょっとガッカリしてしまったが、採っていいと伝えてあったのだからしょうがない。
残った実のうち色づきのいいものを数個選らんで仏壇に供えつつ、落ち葉掃除や遺品の整理をしながら過ごした。

せっかく岡恒の剪定ばさみ買ったのになー! 冬に枝の剪定するまでお預けだっ

稲刈り

稲刈り
シルバーウィーク期間と翌週の日曜日にかけて、以前田植えした田舎の稲刈りをしてきた。

最近ではコンバインを使って刈り取りと同時に脱穀をして乾燥させるのが主流だが、祖母宅は昔ながらの天日干し。
コンバインだと2,3日で乾燥まで終わってしまうが、はぜ掛けだと脱穀まで最低でも1週間はかかってしまう。

「はぜ」 一般的には稲木というらしいが、刈って束ねた稲を乾燥させるためのもの。細めの竹を3本使い三脚にして並べたものに、長い竹を渡らせてそこに稲を掛ける。

納屋の野良ネコ

周りに人家などないのにどこかからやってきて納屋に住み着いた野良ネコ


はぜで天日干しした方がおいしいらしく、コンバインで収穫した機械乾燥の物よりも30kgあたり数千円高く売れるようだ。また、コンバインだと刈り取りと同時に稲わらを裁断して田に撒いてしまうが、はぜ掛けだと稲わらが長い状態のままなので、競走馬の寝ワラ用など引き取り手があるようだ。
もちろん全部引き取られるわけではなく、稲わらを裁断して田に撒いて次の年のための栄養分にもする。

はぜ掛けでの天日干しは良い点が多いが、なにせ手間がかかる。
一条刈りのバインダーで刈っていき、刈り終わると竹を組んではぜを作り、稲束を拾っては掛け、拾っては掛け、
何百回もスクワットをしているようなもので、ひざと腰と腕の疲労がすごい。
また、無農薬らしく大中様々な動物がわんさか。今年生まれたっぽい2cmぐらいのイモリや、コガネグモ系のクモやカメムシやバッタ、キリギリスっぽいもの、、、さらに飛んでいる羽虫をとらえに来たトンボも大量に寄ってくる。
ムシが苦手な人には無理な感じ。

祖母宅の猫

以前私の家で飼われており、祖母宅に里子に出された猫。完全に顔を忘れられている


掛けて3日ほどお天気が続けば脱穀の作業になるが、休みの日程が合わなそうなので手伝いには行けないかも。
脱穀は作業としてはそこまで重労働ではないので大丈夫だろう・・・。

まったく稲刈り風景の写真がないのは、がっつり体動かしてて休憩中に写真を撮る気力などなかったのだ。

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