箱入り猫用にAmazon箱を捨てずにとってあるんですが、箱がボロくなって処分するよりも箱が増えるペースの方が速いので押入れが段ボールだらけに。捨てろよ!って話なんですが、猫の爪とぎ段ボールを作ってみた。
うちの猫爪とぎ事情
猫の爪とぎ器も段ボール製だったり、麻製だったり、ポールに麻紐を巻き付けたのだったりいろいろあります。猫によって好みが全く違うようでうちの猫達は段ボール製の物が好み、設置タイプはポールではなくて壁タイプか地面設置タイプがお好みの模様。
良く売ってるのが3つ1000円ぐらいのやつ。マタタビ粉が付いてるのもある。
最近は長方形のものじゃなくて、丸いタイプのも見かける。
爪とぎ器としての構造は段ボールを重ね合わせたものの断面で爪をとぐ。こういうダンボールを積層ダンボールっていうらしい
ということは、段ボールを10㎝強の厚さになるまで木工用ボンドで貼り合わせて、それを適度な厚さ(5㎝ぐらい)に切断すればいいわけだ。アマゾンの段ボールは普通のみかんとかの段ボールと違って薄くて密度が高いので材料としてちょうどいい。
さっそく作ってみよう
初号機(昨年作成)
実は以前にも一度作ってみたことがある。その時は何も考えずに10㎝強まで段ボールを木工用ボンドで重ね合わせて接着し、乾燥させたらノコギリで5㎝ごとに切り出す計画だった。
しかし…。
たかが段ボールとはいえ元は木材。10㎝もの厚さになるとノコギリで切るのも大変。
段ボール用のノコギリもあるが今回のような厚い状態では役立ちそうもなく、普通の木材用のノコギリの細目で切断してみるものの、2枚切り出したところで挫折。
積層ダンボール切断用の刃を取り付けた丸鋸なら楽に切れるかもしれない。
残されたブロック状の段ボールと大量の切削屑…。切り出した2枚も切断の時に接着面が剥がれてしまいハリセン状態
2号機(今回作成)
前回の失敗を踏まえて、あらかじめ段ボールを5㎝幅で切断しておいて、それを木工用ボンドで接着していく。
今回は梱包時にビニールにくるまれている段ボールの中敷きを利用。もちろん外箱でも作れます。ベッタリついてる固定用の接着剤は剥がしておこう
1枚ずつ切ると切る回数多すぎるので、2枚を先に貼り合わせておく
後で切断するので全面に渡ってボンドが行き渡るようにしておこう。
適当な重しをのせて放置。
木工用ボンドの臭いがしてたらまだ乾いてないです
5㎝ごとに線を引いて、さしがね(金属製の物差し)を使って直線に切っていく。
ここで斜めになったり蛇行して切ってしまうと貼り合わせた時にデコボコになるので正確に。
最初ダイソーの木工用ボンド(150g)を使っていたんだけど足りなくなった。
普段から木工用ボンド使う機会が多いので、ホームセンターで1kgのを買ってきた。597円
ダイソーでいっぱい買うよりはお得だし品質もよさそう。
あとは、短冊状の段ボールをどんどん張り合わせていくだけ。
貼り合わせたら倒れないようにして重しをしてしっかり接着させましょう
完成!!
鉛筆での罫書きと裁断がしっかりできれば切断面が揃って綺麗な断面になりますね。
はっきり言って買った方が楽ですよ? でも作れるものは自分で作るのがいいんじゃないですか!
使用感
同じくアマゾン箱で設置ケースも作ってみた。置くと「なんだなんだ」と寄ってきて、1匹ずつ順番にゴリゴリ。
好評の模様。
もう1匹ノラちゃん♀がいるんですが掲載拒否(家のどこかで寝てるらしく姿が見当たらなかった)
うちの猫たちちょっとデブいので、もうちょっと長さがあったほうがいいかな。
でも材料的にこの長さが限界
この記事書くにあたってAmazonみてたらめちゃくちゃコスパいいのあるのね…。次からこれ買うか。