我が家では猫4匹を完全室内飼いしており、やっぱり生産物も多いわけで、猫トイレににはいろいろ困ってるので砂について気づいた事をかいてみる。
砂の種類
固まる砂
・鉱石系 (ベントナイト、シリカゲル)
・紙系
・木質系
・おから
・お茶
などがあります。ほとんどが廃棄物再利用ですな。
固まらない砂
・尿吸収パッド併用型
・普通の川砂
固まる砂には、水洗トイレに流せるものや、燃えるゴミに出せるものもある。我が家では現在、燃えるゴミに出せる固まる砂を使用中。以下使用感
■ 固まる砂 紙原料
メーカー失念。価格失念。安かったとは思う
おしっこがかかった所だけ青く変色し、掃除のタイミングがわかりやすい。水洗トイレに流せる。粒は7mmぐらいの球形。
水洗トイレに流せるという利点で採用。粒が大きいので糞がコーティングされない。尿が固まった時の塊が大きい。鉱物系に比べると塊が弱く崩れやすい。ちょっと掃除を忘れると崩れた砂が拡散し、固まり具合が悪くなる。
人間用トイレと一緒の場所に設置していたので、トイレ行く度に掃除をできたのは楽だったが、塊がでかいため、すぐに砂がなくなる。そして水洗トイレが詰まりそうで怖いので使用しなくなりました。
■固まる砂 木質原料
近くのホームセンターで購入。たぶん498円ぐらい 容量7L
ヒノキが原料のペレット。開封時はヒノキの香りがいい感じでした。結構しっかり固まる。原料がウッドチップというよりオガ屑に近く、粉っぽい感じがある。でもその粉が糞をコーティングしてニオイが抑えられているようなきがする。トイレには流せません。燃えるゴミ可。ペレットが比較的小さく、軽いので肉球の間に挟まって周辺に飛び散ること多し。ただ今の製品はペレットが大きくなって改善されているみたい。
■固まる砂 鉱石原料
固まる砂といえば、ベントナイトなどの鉱石原料が一般的には有名。
大体ホームセンターで498円。内容量5L。3mmぐらいのペレット状。他の鉱石系砂に比べて値段は高いが、固まり具合がすごい。ガッチガチに固まる。固まると砂の中に石ころがあるような状態になるので、掃除はとても楽。尿塊も崩れにくいので、普通に掃除していれば砂の劣化(※)も比較的緩やか。
たまに砂食べる猫がいるらしいけど、そういう子には不向きかもしれない。
1匹だけ飼っているのならこの砂が最適なんじゃないだろうか
シリカゲルが主成分のもあります。こっちは脱臭がより強力
現在使用中の鉱石系猫砂 ホームセンターにて8Lで498円ぐらいで購入
コストパフォーマンス優先。形状は2mmぐらいのクラッシュストーン風。ペットキレイに比べるとかなり尿塊が崩れやすい。
※ 砂の劣化
一度固まった砂が崩れると、その汚れた砂は固まりにくい。汚れた砂がきれいな砂に混ざるとそれだけで結合しづらくなり、固まっても崩れやすくなる。あとはもう悪循環。砂の総取替えをしないとただの湿った重い砂になります。汚れた部分の回収も難しいのでツーンしたアンモニア臭が発生するようになります。砂を長持ちさせるには、汚れた砂だけを取り除けることが大事だと思う。
多頭飼いにおける固まる猫砂の問題点
■トイレの使用頻度
固まる砂は大体が5~6cm敷き詰めて使用しますが、尿が固まる前に他の猫が砂を引っかいてしまい、汚れた砂が拡散することになる。これは上で書いた砂の劣化が大幅に促進されてしまうので、トイレの数を増やし分散化させる必要がある。現在我が家は2階の2部屋それぞれに猫用トイレを設置しているんですが、各部屋の猫トイレの管理はその部屋の住人に任されているので、帰宅が遅い&ぐーたらな妹様のトイレはほぼ放置状態です。猫はやっぱりきれいなトイレがいいらしく、4匹が1個のトイレを集中使用している状況…。
帰宅時・就寝前・起床時と1日3回掃除しないと猫トイレは、尿塊と糞でいっぱいになります。ちょっと忘れると砂の劣化がすごい。
■トイレの砂の量
大体メーカー推奨は5cm~6cm敷き詰めるように書いてあります。こまめに掃除をすると砂は結構減っていくのでそのつど砂の追加をして量を維持する必要があります。少ないとなぜダメかというと、、、
猫砂の量が適切だと、尿は猫トイレの底にたどり着かず、球状の尿塊ができる。
猫砂の量が少ないと、尿は底までたどり着き広がって固まる。この尿塊は薄く広いため、スコップで取り出すときに割れやすい。また砂の層が浅いので次のトイレ時に猫が掘り返してしまい、割れて尿の劣化が早まる
ということで、なんだかんだで月に猫砂2袋ぐらいは余裕で消費しているようなきがします。そして1日3回のトイレ掃除は結構苦痛。
固まらない猫砂
■普通の川砂
祖母の家は2個2匹で、外飼いしてます。(とても田舎) 最初は固まる猫砂を使っていたようですが、もったいないということで、そばを流れる川から川砂を拝借してきて利用しているようです。糞は取り除き、尿で砂が汚れてきたらバケツで流水とともに洗い、干して再利用。
■トイレシート併用の砂
我が家ではそのうちこのタイプに切り替えようと思っています。ネットで検索すると多頭飼いならこちらのほうがコストパフォーマンスがいいとの記述もちらほら。
上部の砂部分は抗菌・脱臭と糞を受けるのみで、尿は下側のスライド引き出しに収容された尿パッドが吸収します。パッドは大体1週間で交換。砂は汚れてきたら交換だけど、洗って干せば再利用できるものもあるみたい。このタイプだと基本的にトイレ掃除は毎日の糞除去と、週ごとのパッド交換のみ。
専用ケースを買い換えないといけないけど、100円ショップでプラスチック製の食器かごのようなものを買って来れば代用できそうなきがする。
こんなやつ・・・。
でもニオイと砂の飛び散りを考えると、フード付の猫トイレのほうがやっぱりいいです。
交換用のパッドや砂もそんなに高くない感じ。ホームセンターならもっと安そうだ。
ニャンとも&ワンだふる清潔トイレ 脱臭・抗菌マット 6枚入 [AA]
ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ 大きめの粒 2.5L [AA]
さらっと今まで使用した砂を載せてみました。おからやお茶原料のは使ったことがないんですが、おからはおから臭が気になるっていう人もいるようだ。
あと、トイレのアンモニア臭が気になる場合は、そもそも尿塊がきちんと除去できていないのです。崩れた尿塊がそのまま残ってると菌が繁殖してツーンとしたニオイが発生してきます。対策としては、あらかじめ新しい砂を入れたときに、クエン酸の粉末を混ぜ込んでおくのがいいです。100円ショップで200gぐらいのがお掃除用として販売されています。食用ではないのですが、クエン酸自体は食品にも利用されているので猫が舐めても大丈夫。(すっぱいだろうけど!!)
我が家でも一時期混ぜてましたが、498円の砂に100円のクエン酸・・・。コストパフォーマンス悪いかなぁと思ってやらなくなりました。たまに100円ショップいって思い出したら買う程度。
猫トイレが汚れすぎると、猫はそこでおしっこをしなくなります。観葉植物や流し台、服の上なんかでやられることも・・・。そうならないためにも猫トイレは常に清潔に。1日3回も砂いじりなんて無理だ!って場合はペットシーツ併用型のほうが手間が省けるんじゃないかな。それぞれ楽な方法が違うと思いますが清潔な状態を維持して、快適な猫様ライフを提供してあげてください…。