MySQL+PHP勉強のローカル環境用として、VirtualBoxにUbuntu Server Desktop 11.04 を入れて、ついでに新GUI Unityも体験してみたい。
ということでいろいろやっていたのだが、どうしてもUnityが有効にならない。以下やってみたメモ
*ServerじゃなくてDesktopだった。typoというにはお恥ずかしすぎる
*VirtualBox4.0.8 がリリースされていたので試してみたけどやっぱり駄目だった。
ホスト環境
OS : Windows7 64bit Ultimate SP1
CPU : PhenomII X3 720BE
MEM : 4096MB
GPU : Radeon X1950Pro (Catalyst10.12)
まずはVirtualBoxに新規仮想マシン作成と設定
VirtualBox ver. 4.0.6 r71344
OSタイプ : Linux – Ubuntu(32bit)
メインメモリ : 1024MB
ビデオメモリ : 128MB
仮想ハードディスクは、可変サイズで8GB
Unityを有効にするにはビデオメモリが128MB以上必要らしい。あとOpenGL v1.4以降対応グラフィックチップも必要。VirtualBoxでいけるのか?一応ビデオメモリ128MB、拡張機能で3Dアクセラレーションを有効化にチェックいれてみた。あとはデフォルト
インストール直後
ログインすると、
It seems that you do not have the hardware required to run Unity.Please choose Ubuntu Classic at the login screen and you will be using the traditional environment.
と警告ダイアログ。GPUドライバ入ってないからね。そりゃそうさ。
とりあえず旧GUIのGNOMEで起動するようだ。
とりあえずこの段階でのUnity対応チェック
psychedelic@psychedelic-VirtualBox:~$ /usr/lib/nux/unity_support_test -p OpenGL vendor string: Mesa Project OpenGL renderer string: Software Rasterrizer OpenGL version string: 2.1 Mesa 7.10.2 Not software rendered: no Not blacklisted: yes GLX fbconfig: yes GLX texture from pixmap: no GL npot or rect textures: yes GL vertex program: yes GL fragment program yes GL vertex buffer object: yes GL framebuffer object: yes GL version is 1.4+: yes Unity supported: no
Unity supported がyesになっていればUnityが使えるのだが、初期状態だとダメ
いろいろいじってみる
ターミナル開いて、
sudo apt-get install aptitude sudo aptitude update
aptitude派なので、とりあえず入れてから、アップデートかける。
他のサイトなどでは
sudo aptitude install virtualbox-ose-guest-utils
と、
VirtualBoxの設定で、ビデオメモリ 128MB
拡張機能の3Dアクセラレーションを有効化にチェック
をすればいいと書かれている。
2011-05-14時点では virtualbox-ose-guest-utilsのバージョンは 4.0.4-dfsg-1ubuntu4
VirtualBoxのメニューから入手できるGuestAdditions のバージョンは4.0.6なので、4.0.6使えばいいと思うのだが、とりあえず他サイトに従って virtualbox-ose-guest-utils をいれてみる。
virtualbox-ose-guest-utilsをインストール後、再起動して再度Unity_support_testを実行してみた。
psychedelic@psychedelic-VirtualBox:~$ /usr/lib/nux/unity_support_test -p OpenGL vendor string: Humper OpenGL renderer string: Chromium OpenGL version string: 1.1 Chromium 1.9 Not software rendered: yes Not blacklisted: yes GLX fbconfig: yes GLX texture from pixmap: yes GL npot or rect textures: no GL vertex program: no GL fragment program: no GL vertex buffer object: no GL framebuffer object: no GL version is 1.4+: no Unity supported: no
だめだーー。なんでだろ。
「GuestAdditionsの4.0.6があるよ!」と通知が来たので、いれてみる。再起動してunity_support_test の結果
psychedelic@psychedelic-VirtualBox:~$ /usr/lib/nux/unity_support_test -p OpenGL vendor string: Humper OpenGL renderer string: Chromium OpenGL version string: 1.1 Chromium 1.9 Not software rendered: yes Not blacklisted: yes GLX fbconfig: yes GLX texture from pixmap: yes GL npot or rect textures: no GL vertex program: no GL fragment program: no GL vertex buffer object: no GL framebuffer object: no GL version is 1.4+: no Unity supported: no
何も変わらず。
いろいろやってみたが・・・
virtualbox-ose-guest-utilsを入れずにそのままGuestAdditions4.0.6を入れてみたが状況かわらず。もしやホスト環境に問題が?とおもって、VirtualBox使わずにUbuntu LiveCDで起動してみたが、ちゃんとUnityが有効になった。
ホストのグラフィックドライバ新しくしてみるとか、ビデオカードをもっと新しいものに交換するとか、いろいろあるんだろうけど、ホスト環境はちょっといじりたくないので微妙に手詰まり。Unity使いやすそうに感じたんだけど、しばらくGNOMEのままで使おう。
コメント
Ubuntu Server 11.04にはGUI環境は入っていないですよ。
Ubuntu Desktop 11.04で試して、
VirtualBoxの設定で、ビデオメモリ 128MB
拡張機能の3Dアクセラレーションを有効化にチェック
にすればいけるんじゃないかな。
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/download
PHP+MySQLであれば、Ubuntu Desktop版でも大差ないですよ。
Unity supported: no は実行環境が整っていないというより
単に、unityがインストールされていないだけじゃないかなと思います。
apt-getでunityをいれてしまえばどうでしょう?
unity2Dをインストールしてしまう方法
http://blog.isnext.net/issy/archives/1062
こっちは、desktop環境を丸ごと入れてしまう方法
http://www.ubuntugeek.com/how-to-install-gui-on-ubuntu-11-04-natty-server.html
ぎゃー。お恥ずかしい。推敲時にServer版64bitを前提として書いていて、その時点ではUnityのインストール工程も書いていたんですが、その後Desktop版に書き換えた際に見出しだけ修正し忘れていたようです。
記事内容自体はubuntu-ja-11.04-desktop-i386.isoでセットアップしてるんですが、残念ながらUnityは有効にならなかったのです。。
ミス指摘ありがとうございました!
私はVirtualBox 4.0.8 (Windows 7) で、ビデオメモリ : 12MB、アクセラレーション : 3Dオンにて、ubuntu-11.04-desktop-i386.isoでインストール、Guest Additionsをインストールして再起動したら、無事Unity supported : yesでした。