エアコンをつけるほどでない時、窓を開けサーキュレーターでPCの排気を直接屋外に排出しているのですが、サーキュレーターの電源をOFFにすると同時にWindowsからデバイスの切断音が聞こえてくるといった怪奇現象が発生していました。
最初はサーキュレーターの電源を操作する際に腕がPC後部のUSBケーブルなどに触ってしまい、接触不良からデバイスが切断されているのではないかと考えたんですが、触らないように注意して電源を切ってもデバイスの切断音が発生。
とりあえず何のデバイスが切断されているのか調査してみることに。
USBDeviewをダウンロード
BlueScreenViewでも有名なNirsoftのUSBDeviewをダウンロード (サイトのページ下部にダウンロードリンクと日本語化ファイルがあります)
zipファイルを展開してUSBDeview.exeと同じところに日本語化ファイル(USBDeview_lang.ini)を保存。
次にlinux-usb.orgからUSB Vendor/Device IDs Databaseの text file版(ファイル名 usb.ids)をダウンロードして、同じくUSBDeview.exeと同じ階層に保存。
ソフトを起動してみると過去に接続していたUSBデバイスを含めていろいろ列挙された。
このままだとどれだかわからないので、サーキュレーターをON/OFFさせてデバイスの切断音を発生させる。
最終接続・切断日時からベンダID 13ba プロダクトID 0018の「Barcode Reader」がデバイスの切断音を発生させていたことを突き止めた。
PCPlayというベンダのBarcode PCP-BCG4209というプロダクトらしいのですが、うちにバーコードリーダーなんてものはない!!!
「13ba 0018 usb」でググってみると、FedoraのForumに「ps2 mouse not detected with a ps2 to usb converter」というスレッドを発見。あっ、そのPS/2 USB変換ケーブル使ってる
さらに検索するとデバイスのプロダクトIDが間違ってるという情報が
先ほどダウンロードしたUSB Vendor/Device の一覧テキストファイルを開いてみると…。
13ba PCPlay
0001 Konig Electronic CMP-KEYPAD12 Numeric Keypad
0017 PS/2 Keyboard+Mouse Adapter
0018 Barcode PCP-BCG4209
なるほど、デバイス上のプロダクトIDが0018になっているが実際は0017のはずということか
モノは分かったが原因はわからず
使っているのは、PS/2のIBM SpaceSaverKeyboardIIを利用するためにAmazonで購入した変換名人 PS/2接続キーボードとマウス → USB 変換アダプタ 日本語/英語キーボード用 USB-PS2
サーキュレーターはこれまたAmazonの【Amazon.co.jp限定】 ZEPEAL サーキュレーター ホワイト DKS-20W
電源オフ時に何かノイズが発生して誤動作を起こしているのだろうと推察したが、放射ノイズを測定するような機械はもってないので(AMラジオ端末も無い)、本当にノイズが原因かどうかは不明。PS/2 USB変換アダプターとサーキュレーターの距離が10cmほどしか離れてないので、とりあえずノイズ対策として変換アダプターのチップ部分をアルミホイルで覆ってみたが、効果はなかった。
まぁUSBHDDとかじゃないし、サーキュレーターの電源切るときに気を付ければいいかと思ってこのまま放置することにした。
2016年7月24日追記
クレスタ先生にコメントもらってフェライトコアを試してみた。ADSL時代にモジュラーケーブルに取り付けていたTDK ZCAT2032-0930があったので、PS/2 USB変換ケーブルのチップとPCの間に取り付けてみた。
見事症状解消! そうかーフェライトコアかー。その存在をすっかり忘れていた。
クレスタ様ありがとうー!