「 2011年09月19日 」一覧

9台切り替え可能なBluetoothキーボード TK-FBP014BK

常時起動PCのキーボードがおかしくなった。
押したキーと違う文字が入力されたり、押しても反応しなかったり…。
SpaceキーやBackSpaceキーを押すと化けた文字が入力される始末。
昔から使っているPS/2キーボードなんだけど、コネクタが抜けかかっているわけでもなく、PC再起動もドライバ削除&再認識もダメ。
キーボードの故障かと思って別のPS/2キーボードに交換してみるも、症状が再発した。これはマザーボード側が原因だろうか?

普段なら原因探るところだが、常時起動PCのためダウンタイム長くなるといろいろ困るのでさくっと複数切り替え可能なBluetooth接続の無線キーボードに交換してみた。

買ったのは、ELECOM Bluetooth2.0対応ワイヤレスフルキーボード スタンダードサイズ ブラック (PS3対応) TK-FBP014BK

製品情報 Bluetooth® ワイヤレスフルキーボード- TK-FBP014シリーズ

実はかなり前に購入してそのまま放置していたのだ。デスクトップPCが3台あるためキーボードとマウスも3セットある。結構大きめのL字デスクだけどやっぱり3セットもあると邪魔なのであまり使わない2ndと3rdPCのキーボードを統合しようと考えたのだ。しかし、ROでソロ多PCお座り拳聖狩りなんてしてると、とっさにお座り側を操作したい場面(狭間3入口お座りとか)があったので、キーボード統合に及び腰だったのだ。

でも夏のDimensionDiverやマラソンで育てたいキャラはある程度育て切ったのでキーボード不調ついでに統合してみることにした。

2ndと3rdPCは両方とも標準でBluetoothなんて搭載されてないので、PlanexのBT-MicroEDR1XとBT-Micro3E1Xを購入

Bluetoothのバージョンと対応プロファイルが違うだけで外寸含めてほぼ一緒のこの二つ。なぜ分けて買ったのかというと、BT-MicroEDR1xには東芝製の、BT-Micro3E1Xにはモトローラ製のBluetooth Driver Stackがついてくるのです。どうせなら両方試してみたい。

ドライバのインストール

基本的にはインストーラーにしたがって進めばいいのだが、ちょっと引っかかりそうなところが。
東芝スタックは”先にドライバーをインストール”して、指示があってからアダプタをUSBポートに接続。
モトローラスタックは”先にUSBポートにアダプタを接続”してからドライバーをインストール。

アダプタの認識は特に問題なく終了。

ちなみに今回購入したものには、
Bluetooth Stack fow Windows by Toshiba v7.00.05
Motorola Bluetooth バージョン 3.0.02.272
がそれぞれ添付されてました。
東芝スタックはWindows 7(32bit/64bit)に対応になったバージョンの模様。PlanexのBT-MicroEDR1XダウンロードサイトだとWin2000、XP、Vistaはv6.00.05を使うような感じを受けてしまうが、XPSP3だと別にWin7対応版でも大丈夫なのかもしれない。

一方のモトローラスタックはv3.0.01.252しかダウンロードサイトに無いため、製品添付のドライバCDのほうがバージョンがあたらしい模様

TK-FBP014BKをペアリングさせる

2ndPC 東芝スタック(WindowsXP SP3)の場合
タスクトレイのBluetoothアイコンを右クリックして新しい接続の追加を選択。(2ndPCはFn+F1に割り当てることにしたため)Fn+F1をキーボードで入力。そのあと本体裏側のConnectボタンを押す。
新しい接続の追加ウィザードにTK-FBP014seriesが表示されるので選択して、パスキーを入力。以上で登録完了。

が、ペアリングが完了しない。再起動したりスタックを入れなおしたりしてもダメ。テンキー部分で入力してみたり、PCのそばで入力してみたりしてもダメ。散々悩んでいたのだが、パスキー入力した後にENTERキーを押さないと駄目と判明。よく見たらキーボードの説明書にも書いてるし・・・。
なんかENTERもキーコード送信的な感じがして押しちゃ駄目だと勝手に判断してパスキーの数字押した後じっと待っていた。俺はあほか。
無事登録完了

3rdPC モトローラスタック(WindowsXP SP3)の場合
3rdPCはTK-FBP014BKのFn+F2に割り当てることにするので、Fn+F2を押した後キーボード裏面のConnectボタンを押す。(赤くConnectランプが1秒間隔の点滅になるはず)
3rdPC側でMy Bluetoothを開いて周辺デバイスにTK-FBP014seriesが表示されるまで何度かリフレッシュ。
キーボードが表示されたら、アイコンを開いて接続ボタンを押す
表示されたパスキーを入力。今度はちゃんとENTERキーも押す。
問題なく登録完了

使用感とかどうなのよ

  • 切り替えに関して
    • クチコミであったような同じ文字が連続して入力されるといった症状もなく快適に利用中。(新しいスタックドライバで解消されたという話も?)
    • Fn+F1~F9まで9台登録して切り替えできるわけですが、そんなにBluetooth機器もってないので試せず。しかし2台まで(F1とF2)だけの登録だと、Fn+TabキーでPC1とPC2を切り替えできるようなので今回の場合だと素早い切り替えが可能。
    • 切り替えの度にペアリングが切断される模様。そのため切り替えて数秒は接続の確立のために入力できない時間がある。(パスキーの入力は不要) 試した結果、東芝スタックは1~2秒、モトローラスタックは3~4秒の確立時間が必要
  • キーボードそのものの使用感
    • キー配列が特殊。キー配置図
    • Fnキーやカーソルキーの位置が特殊なため、左AltキーのつもりでWinキーを押してしまったり、カーソル操作多用には慣れが必要。
    • 右Shiftキーが半サイズしかないため使用はかなり不便
    • キーはパンタグラフ式で、質感はそれなり
    • ファンクションキーのF4とF5やF8とF9間のスペースがないので、ゲームなどでファンクションキー多用する人は瞬時のポジションチェンジに戸惑うかも。
  • その他感じた点
    • キー入力のレスポンスは悪くないと思う。問題は特に感じられない
    • 接続の途切れも特になし。(1mと2mの直線距離で利用)
    • 2時間キー入力が無いと自動的に省電力モードになるようだが、時間の変更は不可
    • キーを入力して省電力モードから復帰させると、キー入力が反映されるまで数秒(当環境では1~2秒)を要するが、無反応の間に入力した文字も復帰後に反映される。復帰時間を気にせずそのままタイピング可能
    • 単3電池を2本使用。製品にはあらかじめMaxellのアルカリ電池が2本添付されていました。対応電池はアルカリ、マンガン、ニッケル水素となっているのでエネループでもOKでしょう。(eneloop対応マークは無し)アルカリ電池で3か月が動作時間の目安らしい
IBM SpaceSaverKeyboard II との比較

IBM SpaceSaverKeyboard II との比較 テンキー無しの通常サイズキーボードと同じぐらい

自作erなら注意しておくこと

Bluetoothは基本的にOS起動後に認識されるため、BIOS画面ではキー入力を受け付けない。BIOS画面に入ることがある場合は別にUSBやPS/2キーボードを保管する必要がある。
例外的にLogicool製の一部のBluetoothアダプタはBIOS画面でもキー入力が可能らしい。本当に使えるか自分では試してないのでRCBT-MXで検索してみてください。

おまけ

iPhoneやiPadをよく使う人用に、英語99キー配列+「かな」「英数」キー付きのELECOM パンタグラフ式キーボード 99キー Bluetooth Mサイズ 英字配列 ホワイト TK-FBP014EWHもあるみたい。

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