Windows10にアップグレードした際に設定変更した箇所

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Windows10か2015年7月29日に正式リリースされました。リリース後1年間はWindows7以降のOSであれば、無償でアップグレードが可能ということでアップグレードを予定している人も多いのではないだろうか。

所有しているPCのうち2台だけひとまずアップグレードしてみたので、その際に行った設定をまとめておく

インストール途中での設定変更箇所

プライバシー関連

インストール途中で「すぐに使い始めることができます」の画面で、[設定のカスタマイズ(C)]を選択

簡単設定を選ばずに、設定のカスタマイズを選択

簡単設定を選ばずに、設定のカスタマイズを選択



入力データや位置情報の送信など、すべてオフに設定した。

設定のカスタマイズ その1

設定のカスタマイズ その1



smartScreenのみオンにした。

設定のカスタマイズ その2

設定のカスタマイズ その2




これらの箇所の各項目について書いていこうかと思ったが、とてもよい記事があったので各項目がどういうものなのか知りたい方はそちらへ

デフォルトのままは危険? 「Windows 10」のプライバシー設定はこう変えよう | ライフハッカー[日本版]

データ送信のON/OFFの是非
企業は収集したパーソナルデータを利用してサービスやアプリケーションの改善に利用しているわけですが、そのデータがどの程度の精度で収集されており、どこにどのように利用されるのかは不明で、不安を覚える人達がいるのも事実です。
データが収集されることで自分にどのようなメリット・デメリットがあるのか判断して設定しよう。

またここではインストール途中で設定を変更しているが、インストール完了後もWindows10の設定画面から「プライバシー」へ進むと、設定変更が可能である。

ただ、「推奨されるオープンホットスポットに自動的に接続します。すべてのネットワークがセキュリティで保護されているとは限りません」
「連絡先によって共有されたネットワークに自動的に接続します」の2か所については個人的にはオフにすることを勧めたい。

これはWi-Fiセンサーと呼ばれる機能だが、Wi-Fi センサーに関する FAQ – Windows ヘルプを読むと、「推奨されるオープンホットスポット」は単純に通信速度と安定性だけであって、通信が暗号化されているかどうかや、設置者の素性や意図などは考慮されていない。最悪通信データを抜き取るために設置されているWi-Fiに自動接続してしまう可能性もある。

この項目はWindows10の設定画面→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」→「Wi-Fi設定を管理する」から設定変更が可能。

既定のアプリケーション

アップグレードインストールを選択した場合は、「新しいWindows用の新しいアプリ」という画面が表示される。(クリーンインストールでは表示されない?)
そのまま進むとマイクロソフトが推奨するアプリに設定される。画面の左下にある「既定のアプリを選択」をクリックすると、チェックボックスが出現し関連付けをするかどうか選択できる。
ただ、チェックを外してもマイクロソフト推奨のアプリに関連付けさせられたという話もある。

OSインストール後でも「設定」→「システム」→「既定のアプリ」から設定の変更が可能。
または関連付けを変更したいファイルを右クリックして「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」→「常にこのアプリを使って(略」にチェックを入れることで関連付けの変更が可能。

インストール後

設定変更を強く推奨する項目

拡張子を表示
エクスプローラーの表示から「ファイル名拡張子」にチェックを入れる。ついでに隠しファイルも表示させてもよい

ファイルの拡張子を表示させる

ファイルの拡張子を表示させる

HDDの自動電源OFFを解除
「設定」→「システム」→「電源とスリープ」 関連設定にある「電源の追加設定」を選択。バランスか省電力どちらかを選んで、「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」
ハードディスク項目を開いて「次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る」を「なし」(0分)に設定

HDDの電源を切る設定にすると省電力や衝撃時のクラッシュを回避するメリットがあるが、電源OFFによるヘッド退避は寿命は縮めると私は思っているので無効化した。

高速スタートアップを無効
Windows8から追加された高速スタートアップ機能は、PCの起動やシャットダウンを高速化するメリットがあるが、外付けUSBメモリやHDDが認識されなくなるという報告がある。

Windows 8系の高速スタートアップでデータを破壊 – BTOパソコン.jp

Windows8向けの記事ですがWindows10でも発生するようだ。

ちゃんと安全な取り外しをしていれば問題はないのだが忘れたまま取り外しをしてしまう可能性は多いにあるので、「高速スタートアップ」自体を無効にする。

変更手順
「設定」→「システム」→「電源とスリープ」→「電源の追加設定」
電源オプション画面が開かれたら、「電源ボタンの動作を選択する」を選び、「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択
「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す

必要な人だけ変更

エクスプローラーのクイックアクセスに最近使用したファイルを表示させない
あれなファイルが履歴に表示されると困る!

エクスプローラーを開いて「表示」→「オプション」を選びフォルダーオプションを開く。全般タブのプライバシーにある「最近使ったファイルをクイックアクセスに表示する」のチェックを外す。
よく使うフォルダーも表示させたくない場合は、同じ個所の該当チェックボックスを外す。

スタートメニューのエクスプローラーのリンク先を変更
デフォルトではクイックアクセスになっているが、昔ながらのCドライブやDドライブが並んだ奴の方がいい場合もある。

エクスプローラーを開いて「表示」→「オプション」→全般タブの「エクスプローラーで開く」を「クイックアクセス」から「PC」に変更する

WindowsUpdateのShareを無効化
Windows10からはWindowsUpdateの更新ファイルの取得先がローカルネットワーク上のPCやインターネット上の(マイクロソフト管轄外)のPCからも取得されるようになった。同じように不特定の相手に対して更新ファイルを送信するようになった。

Windows Update の配信の最適化に関する FAQ – Windows ヘルプ

従量課金制や上限が存在するWi-Fiの場合送信はされないようだが、通常のフレッツなどの回線においてもプロバイダによっては大量データ送信制限が存在する。(OCNなら30GB)
現実的に制限が発生することは無いと思うが、帯域がどれぐらい持っていかれるのか不明なので無効化した。

「設定」→「更新とセキュリティ」→「WindowsUpdate」→「詳細オプション」→「更新プログラムの提供方法を選ぶ」→ スライダーをオフに

タスクバーの検索ボックスを非表示
Windows10を初めて使ってまず思うのが、タスクバーのかなりの面積を占有している検索ボックスである
タスクバーを広く使いたいので入力フォームではなくボタンに変更した。

タスクバーを右クリックして、「検索」から「検索アイコンを表示」を選択。この機能が完全に必要ない人は「表示しない」を選択してアイコンすら消してもよい。

Windows10はなかなか良いOSだと思うが……

Windows8に拒否感を持った人にも十分使えるOSだと思うが、個人的にはもっと細かく設定変更できればもっと良いのだが。

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